模索する新興アジア各国の医療保障制度経歴等も多様な著者たちによる報告集であり、各国相互の比較を試みる場合にやや難がある。
しかしながら、本書の試みを支持したい。「先進国」「世界第2位の経済大国」と言われた日本が、相対的には「普通の先進国」の位置に定着するであろう近未来を視野に入れれば、日本の制度との親和性のある第6章韓国と第7章台湾の報告は、日本の医療保障制度の将来を考える上で注目したい。
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